私、鉄拳プレイヤーから見たアケコン感想

家庭用鉄拳7が発売され9か月。
一段落したものの、遅れて家庭用一式を購入するプレイヤーもまだ居て、
未だにアケコンはどれを買ったら良いのか?という質問を受ける事があります。

今回の記事は私、黒黒という鉄拳シリーズを長くアーケードでプレイしつつも家庭用も並行して遊んでいるプレイヤーの個人的一意見として捉えて下さい。人によって良し悪しは変わりますので、皆さんが最終的に使いやすい/コマンドミスの少ないアケコンに出会える事を期待しています。

現在、自分の手元に8種類のアケコンがあります。
アーケード鉄拳をメインで遊ぶプレイヤーがアケコンで家庭用をプレイした時によく言われる意見の
「アケ筐体と比べてレバーとボタンの位置が近くてやり難い」
という件について検証しました。
(全ての種類を自分が行う対戦会イベントに用意しています。イベント詳細)

■アーケード ノワール筐体
アケコン25%.jpg
上記画像はアーケードバンナム純正のノワール筐体のコンパネです。
画像ではレバーとボタンが外れていますが、定規で実測した時は純正で設置されている
“三和電子のレバー”
“三和電子のレバーに付けるシャフト(棒部分に付けるチクワ状のもの)”
“三和電子のボタン”
を設置し、
レバーのシャフト外縁(中心と思う位置)から、ボタンの外縁(鉄拳のLPとLKで中心と思う位置)を定規で測りました。
結果、ノワール筐体コンパネの場合、
LP までが 6.5cm
LK までが 6.2cm
でした。

■HORI 通称 RAP.N (リアルアーケードプロN) HAYABUSA
アケコン1225%.jpg
画像にも書いてありますがノワール筐体コンパネを再現したという宣伝の通り、
LP までが 6.5cm
LK までが 6.2cm
でした。
値段は約19000~20000円。大きさは約25*41*6.5 cmです。
(イヤホンジャック有り)

標準で付いているレバーとボタンはHORI製のものでアーケードノワール筐体標準の三和製の物とは違います。HORI製のレバーは人にもよりますが、鉄拳の立ち途中技を出す際にジャンプしてしまったり”跳ねる”という意見が多々あり自分もHORI製のレバーは使わず全て交換しています。ボタンの方は、2017発売のシリーズから(このRAP.Nも含む)”押し込む遊びを少なくしたHORI新製品ボタン”が付いています。が、はっきり言ってこのボタンは”同時押しの多い”鉄拳には非常に合いません。(自分的にはHORIレバーよりこのHORI新ボタンが無理過ぎでした。このHORI新ボタンというのはボタンを押し込む”遊びを少なくした”というものです。)
秋葉原Mac Japan等で三和レバーとボタンを買い、自分で付け替えをすれば費用は3000円程です。(改造の際、裏蓋を開けるためにメーカー保証のシールを剥がす事となりますのでシールを剥がした後はメーカー保証を受けられなくなりますのでご注意下さい。)

自分では検証していませんが、アケコンの検証人Shirly-shi氏のデータを参考にすると入力遅延が国内販売アケコンの中で一番少なかったそうです(…という検証結果になったそうです。こちらも参考程度にお考え下さい。)。

以前のハヤブサシリーズからですが、USBコードを収納する部分の蓋が外れやすく、爪が欠けやすいので自分は普段から外しています。(HORIさんにスポンサードされているプロゲーマーSAKO氏も大会風景の配信を見るとRAP.Vで外していますね…)

“機内持ち込み用サイズのスーツケース”には物に寄りますが入る事が多いです。

現状、鉄拳プレイヤーに一番お勧めできるのは、このRAP.Nを買って三和レバーとボタンに付け替える。総額23000円前後プランじゃないでしょうか。

■HORI 通称 RAP.V 2017ver (リアルアーケードプロV) HAYABUSA
アケコン325%.jpg
LP までが 4.6cm
LK までが   4.5cm
でした。
値段は15000~16000円。大きさは約43*22*6 cmです。
(イヤホンジャック有り)

間違えやすいのが一世代前の2016年verで↓
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表記が漢字で”隼”、レバーとボタンの”周りに白い円”のデザイン、”イヤホンジャックが無い”違いがあり、アケコンの検証人Shirly-shi氏の入力遅延データを参考にすると”2017verは最高”だが”2016以前の隼は良くない”との事なので、間違わないように。
本題のRAP.V 2017ver (リアルアーケードプロV) HAYABUSA の話に戻すと、
いわゆるレバーとボタンが近い問題が出てくる配置ですね。そこが気になるテッケナーの方は上記RAP.Nをお勧めします。自分は昔からHORIのハヤブサシリーズが好きで慣れてしまったので家庭用では現在このRAP.V 2017ver HAYABUSAを使用して大会に出ています。
RAP.Nに比べると軽く、小さいですので持ち運びに便利です。

標準のレバーとボタンはHORI製で上記RAP.Nと同じです。

秋葉原Mac Japan等で三和レバーとボタンを買い、自分で付け替えをすれば費用は3000円程です。(改造の際、裏蓋を開けるためにメーカー保証のシールを剥がす事となりますのでシールを剥がした後はメーカー保証を受けられなくなりますのでご注意下さい。)

USBコードを収納する蓋の件もRAP.Nと同じです。
“機内持ち込み用サイズのスーツケース”には物に寄りますが入る事が多いです。

■Qanba Obusidian
アケコン625%.jpg
LP までが 4.6cm
LK までが   4.5cm
でした。
値段は25000円前後。大きさは約46*26.5*6 cmです。3.0kg。
(イヤホンジャック有り)

微妙に手前に向かって斜めになっています。(台座奥が6cm,手前が5.5cmぐらい)
現在日本国内で購入する事が出来ます。レバーとボタンは標準で三和製です。

Echo FoxとQanbaは提携しているようで、プロゲーマーときど氏や韓国SAINTが大会で使用しています。膝に置いた時ずっしりと重みがあるので膝置きでプレイした場合に軽いアケコンだとアケコン自体が動いてしまう…という人には良いかもしれません。左右には青く光るLEDがあったりデザインで言えば自分は一番カッコイイものだと思います。ゲームをやらない彼女が部屋に来た時にこのゴシック調の機械を見たらあなたに何か機械強そう。というイメージを持つかもしれません。それぐらいスタイリッシュなアケコンです。

横の長さがRAPシリーズより僅かに大きいので、飛行機で移動する場合の”機内持ち込みサイズのスーツケース”には入らない事が殆どだと思われます。

■Qanba Drone
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LP までが 4.6cm
LK までが   4.5cm
でした。
値段は11000円前後。大きさは約32*22*6 cm。1.2kg。
(イヤホンジャック無し)

台座はObsidianと違って平行です。現在日本国内で購入する事が出来ます。
レバーとボタンは標準で三和製です。

このDroneのウリは何といっても小ささと軽さ。どうしても大きさを取るアケコンを性能そのままでコンパクトにしたものがこのDroneです。他のどっしりとしたアケコンより膝置きした時の感じが全く違うと思いますが、あえてこのDroneに慣れる事が出来たら今後多くなる家庭用大会や対戦会にMy アケコンとして持ち運びするの場合、荷物になり難いので大きなメリットとなるでしょう。USBコードの収納は蓋等が無く、手前の空洞に収納するようになっています。値段も他に比べ安いので環境対応力のある人には一番のお勧めです。
勿論、”機内持ち込みサイズのスーツケース”には余裕で入ります。

■Qanba Crystal (現在日本未発売)
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LP までが 4.6cm
LK までが   4.5cm
でした。
大きさは約43*28*6 cm。3.3kg。
(イヤホンジャック無し)

日本では発売されていませんが、今後発売される可能性はあります。
レバーとボタンは標準で三和製です。
Obsidianより僅かに重いですが、横の長さがObsidianより短い為”機内持ち込みサイズのスーツケース”には入る事が多いでしょう。(しかし縦が太い)
Crystalのウリは外観の半分程が透明のスケルトン状態になっている事で、ボタンもそれに応じた透明の物がしようされていて使用時に内部に搭載された青色LEDが点灯します。薄暗い場所や夏にナイトプールの片隅でプレイするとCrystalの存在感が際立ちゲームをやらない黒髪ビキニの女の子が興味を持って近づいてくるかもしれません。

■Qanba DRAGON (現在日本未発売)
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LP までが 5.0cm
LK までが   5.0cm
でした。
大きさは約50*31*9 cm。5.5kg。
(イヤホンジャック有り)
微妙に手前に向かって斜めになっています。(台座奥が9cm,手前が8.5cmぐらい)
レバーとボタンは標準で三和製です。

KING of KINGSといえば伝わるのか、間違いなくアケコン界の王です。でかい。
そして重く5.5kg。ホームセンターで3kgのバーベルとか売ってるけどそれよりか重いです。DRAGONでyoutuberのヒッポを殴ったら気絶するかどうか動画にする価値はあります。
他のQanba製品と違い、レバーとボタンの間隔が広いです。アケ純正のノワール程ではないですが。兎に角、値段にはこだわらず最高級なものを作って売ろうとしたアメリカの考えが脳筋で具現化した代物です。日本でどうにかして手にいれて、DRAGONを持って海外大会に行く場合”機内持ち込みサイズのスーツケース”には絶対入りませんし、下手すると空港でこれは何か説明をさせられる為に止められる事も考えられます。膝置きでプレイする場合は、見た目が江戸時代の石抱(いしだき)という拷問のようになります。だがそれがいい。

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三島使いの天帝ゼクスは膝置きでのアケコンのズレが気になるそうですが、DRAGONはその重みのお陰で非常に使いやすいと意見しています。三島使いや豪鬼、ギース、エリザにとっては常に精密なコマンド入力が問われるのでそのキャラをメインとしている人には良いかもしれません。DRAGONの”良さ”は、他のアケコンでは絶対味わえない代物です。
現状、上記Crystalも含め日本未発売のQanba製品を手に入れるには、中古で探すか、海外に行って購入し持ち帰るか(検閲の可能性あり)、海外から発送する(してもらう)等ですね。

■(倒産)Mad Catz TE2
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LP までが 4.5cm
LK までが   4.35cm
でした。
中古市場で30000円前後。大きさは約40*29.5*6 cm。3.3kg。
(イヤホンジャック無し)
レバーとボタンは標準で三和製です。

他のアケコンと違う点が、手前のボタンを押す事で蓋が開きレバーやボタンの背面が安易に弄れるので故障時の交換がしやすい。またUSBコードが脱着式の為、収納はこの中に行うようになっている。一見スタイリッシュだが、この脱着式USBコードは使ってみるとなかなか面倒くさい。TE2には、普通のTE2とTE2+があり入力遅延の性能に違いがあるとの噂があるが…
とりあえず入手するには中古や新古品として買うしか方法は無い。
“機内持ち込みサイズのスーツケース”には縦の太さの為に入らない…可能性が高いです。

■Razer Panthera
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LP までが 5.1cm
LK までが   4.6cm
でした。
28000~30000円前後。大きさは約38*26*6.5 cm。3.4kg。
(イヤホンジャック無し)
レバーとボタンは標準で三和製です。

自分が使ってみた感じ、アーケードのノワール筐体コンパネと比べ一番違和感を感じたのはPantheraです。既に購入し使用している方も居ますし、Pantheraの販売営業の方には悪いですが正直に意見を記載します。
実測してみて気づいたのですが違和感の正体それは、鉄拳プレイヤーにとってレバーとLPまでの距離とLKまでの距離の比率が特殊だからではないでしょうか?ノワール筐体コンパネの比率がレバーからLPまでとLKまでが 1 : 0.9538… に比べてPantheraは 1 : 0.9019… 原因はLPとLKの横のズレ幅があります。
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鉄拳シリーズで言えばLP+LKは通常投げコマンド、自分的にはメインキャラであるレオの固有技である跪膝コマンド3RP+LKの RPとLKがいつもより離れていてやり難さを覚えました。(勿論、自分が”慣れた”RAPシリーズのように”慣れれば”なんとも無い筈です。)
鉄拳以外のゲームに合わせて設計されていて、そちらにはマッチするのかもしれませんね。
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また、Pantheraは一度本体のソフト(基盤の情報の?)バージョンアップが発表されていてPCに新ドライバをインストール後にPanthera本体をPCに繋ぎ更新をする必要があるのです。
これ、現在Pantheraを使用の鉄拳プレイヤーの皆さんご存知でしたか…?なんと入力遅延が大幅に変わる(改善される)そうです。自分では検証していませんが、アケコンの検証人Shirly-shi氏のデータを参考にするとバージョンアップ後のPantheraのデータは上位ですね(…という検証結果になったそうです。こちらも参考程度にお考え下さい。)。
しかし自分は、Pantheraを使用して昨年大事なTekken World Tour海外大会に参加した日本人選手を知っています。その時は何かおかしいおかしいと言っていましたが、その時原因は究明できず、結果大事な試合を落としていましたからもしかするとPantheraのバージョンアップをしていなかったのかもしれません… バージョンアップの件は自分で情報を手に入れる状況にいないと購入者が知り得にくいのは怖い状況ですね。

Mad Catz TE2と同様、アケコン手前のボタンで天板が開閉できる仕組みになっています。
USBコードも同じく脱着式です。”機内持ち込みサイズのスーツケース”には余裕で入りそうです。

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自分が持っていなく紹介できていないアケコンもありますが、
以上のアケコンは自分の行う対戦会に用意していますのでこれから購入する前に試遊してみたい方は是非とも対戦会イベントに参加してみて下さい。
初心者対戦台も用意しています!

■海外アケコン QANBA が体験できる!

家庭用ver強くなろうぜ!!鉄拳7対戦会

日時 : 2月27日(火) 19:00~23:00

場所 : 池袋 STORIA

Theater Cafe & Dining “STORIA”
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東京都豊島区西池袋1-15-9 第一西池ビル6階

池袋西口徒歩0分
JR池袋西口を出て目の前!
「タイトーステーション池袋西口店」の6Fです。
(タイトーステーション店内のエレベーターをご利用ください)

参加費 : お一人様 2500円 (ワンドリンク付き)
(途中参加21:00以降の場合 1500円 ワンドリンク付き)

ストーリアHP
http://storia-cafe.com/event/detail.php?id=1712_1tekken7

↓イベント参加応募はこちらから↓
https://storia-cafe-admin.com/tekken_20171115/index.php

イベント内容
・家庭用対戦台10セット設置予定
・アケコンはQanba製のものやバリエーションに富んだアケコンを台数分用意。使い勝手を試してみて下さい。
 ※ご自分のMyアケコンをご持参する事も可能です。
・フリー対戦会
・池袋駅西口ロータリーへ映る大型ヴィジョンを使用放映してのトーナメント

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私、鉄拳プレイヤーから見たアケコン感想” への3件のフィードバック

  1. パンテラの使用感は黒黒さんと同じです。
    もう鉄拳の有名プレイヤーでパンテラ使ってる人殆んど居ない時点で何か前評判と違う事に気付いてましたが・・・
    とにかく参考になりました
    有り難う。

    いいね

  2. Qanbaのアーケードスティックですが、公式HPにも記載がありますが
    Droneは”Authentic Qanba stick and Qanba buttons”
    Crystalは”Qanba buttons and Qanba stick”
    三和製と酷似していますが、どちらもQanba製のレバーとボタンを採用しています。
    DragonとObsidianについては標準で三和製なのは間違いないです。

    いいね

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