3/25(日)池袋イベント&ゲスト告知

3/25池袋ストーリア 対戦会&レオオフ会

対戦会SHOW 対戦会ぺこすtake2.jpg

Extractor 所属 プロゲーマー S.H.O.W 参加表明!
強豪アリサ使いのS.H.O.W も今回の対戦会に参加するぞ!
当日は池袋駅西口ロータリーにも向け、S.H.O.W が
S.H.O.W 配信も行う予定!
アリサ使いは是非とも対戦アドバイスを貰いに参加して下さい!
勿論他キャラ使いでもS.H.O.W と対戦&アドバイスを受けたい方でもOK !

また、先日JeSUがプロライセンスを発行する為に行った大会を勝ち上がり、
見事プロライセンスを手にした ペこス も対戦会に参加してくれるぞ!
現日本一ギースと呼ばれる彼のコマンドテクニックから織りなすギースコンボで
凄い所から対戦相手のキャラクターをK.O.する姿は必見!
是非対戦してみて下さい!

通常対戦会25c レオオフ2018.3

■海外アケコンメーカー QANBA が体験できる!

定例 鉄拳7フリー対戦会

(今回はキャラクターオフ会 “レオ オフ”との併設開催となります。)

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日時 : 3月25日(日) 17:00~22:00

参加費 : 3000円(ワンドリンク付き)
(19:30以降からの参加は2000円ワンドリンク付き)

場所 : 池袋 STORIA

Theater Cafe & Dining “STORIA”
ストーリア14195289_226823397720524_883100554508901601_o.jpg

東京都豊島区西池袋1-15-9 第一西池ビル6階

池袋西口徒歩0分
JR池袋西口を出て目の前!
「タイトーステーション池袋西口店」の6Fです。
(タイトーステーション店内のエレベーターをご利用ください)

参加費 : お一人様 3000円 (ワンドリンク付き)
(途中参加19:30以降の場合 2000円 ワンドリンク付き)

ストーリアHP
http://storia-cafe.com/event/detail.php?id=1712_1tekken7

↓イベント参加応募はこちらから↓
https://www.secure-cloud.jp/sf/1438076105WCDbFLJL

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イベント内容
・家庭用対戦台10セット以上設置予定
・アケコンはQanba製のものと各種メーカーのものを台数分用意。使い勝手を試してみて下さい。
 ※ご自分のMyアケコンをご持参する事も可能です。
・フリー対戦会
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Q2-03__99455.1481744531.jpgQanba Joystick FINAL.jpg

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鉄拳プレイヤー流ダイエット

痩せ自慢でもない。個々の身体はそれぞれ違うから、ふーん程度に読んでよ。

■黒黒
身長 : 161cm (正確に測ると160.5ぐらいかもしれないが真実を知りたくねーから測らない)
18歳のころから20年以上変わってない。たりめーかw

食生活 : 一日一食(夜ごはんのみ)を大学一年18歳のころから20年以上続けてる

Q.何で一日一食なの?
→空腹感が苦痛じゃない。食事の付き合いの時は勿論一食以上食べる。
→時たまある仕事内容が力仕事の時はエネルギー使うので流石に普段よりお腹は空く。
→★一食の最大の理由は、食べた後に眠くなるから。生活の効率化を求めて。★

もう身体がそう慣れてるのだけど、空腹感を感じないのは朝起きてから夜食べるまで乳製品(アイスカフェラテ/スターバックスラテ)と水と炭酸水、とにかく意識してないのだけど何かしら飲んでるわ。だからトイレの回数も多い。

一日一食の9割がカレーライス。肉大好き(鳥肉>豚肉>牛肉)。ライス大好き。パンは滅多に食べない。納豆が好きすぎて部屋食なら一度に3パックは食べる。生卵/ゆで卵大好き。砂糖が苦手。間食は絶対しない(食べたくないから)。ジュースは飲まない(砂糖入ってるから)。100%フルーツジュースは飲む。辛いもの特に唐辛子と黒胡椒が大好き。

体重 :
◆18~24歳頃 50kg前後
The 胃下垂。食べても太らないってやつ。そして痩せの大食い。もう痩せた魔人ブウかカービィーの能力を持ったもやし。夜、松屋に行った時を例にあげると、[牛焼肉定食]と[生姜焼き定食]と[牛丼の特盛](偶に+カレーライス)のような大体夜に3食~3.5食分の量を食べる生活を続けてた。だいたい「後からお連れ様がいらっしゃいますか?」って聞かれるんだけど「来ないよ!」って答えるのが日課。一回、おばちゃん店員に「あんたこんなに食べれるわけないんだからやめなさい!」ってガチギレされて、結局出して貰って食べたけど、おばちゃん。わかる。松屋で定食一人で二食以上頼むと味噌汁1杯しか出てこない間違いよく喰らうから気を付けろよ!

◆25~29歳頃 53kg前後
上記の二十台前半の頃の様な大食い一閃っ!みたいなアールさんが言いそうな時代は青写真になって(青写真って何?)、一日一食は変わらないけど一回に食べる量は2食分ぐらいに減って行ってたかな。普通に入らなくなってきてた。お酒を飲む量は増えてたね。ストレスを感じてたのかもしれないなー。悲しみ穿冲拳ですね?ってやかましいわっ。おまっ跪膝地獄するよ?

◆30歳頃    54kg前後だが最大58.5kgまで太った
とにかくお酒をたくさん飲むようになったのでそれが原因。一食の食べる量は変わらず2食分ぐらい。歳とると新陳代謝悪くなってお腹の筋肉が自然と弱まるから、内臓が垂れて下っ腹が出るようになるみたいだね。黒ちゃん背が低いからチビデブだけは絶対避けたいって思ってたんだよね。小学生の時チビデブに近かったからさ。昭和は鉄拳が無かったのがいけないね。初恋が実らなかったのも原田さんのせいだよ。あったまきた!糞箱売ってくる!

↓ちょっとだけダイエットを意識するようになった

へー。ビールってカロリー高いんだなーから、カロリーが少なくて蒸留酒で不純物が入って無いから寝る前に歯磨きした後でも飲めるウィスキーをたくさん飲むようになった。
体重が58kg超えてうわっ俺きもっ!寸胴なマトリョシカかよっ!て思ってからは夜毎日、河川敷2km走ったよ。毎日ね。このころモザイクロールとかボカロ黎明期を年下との話おいてかれないように聴いてたんだけどちゃんと続けとくべきだったね。2018年になって『夜咄ディセイブ』とかエンヴィキャットウォーク聴いて夜中にヒトカラ行ってるんだわ。黒ちゃんもしかして意識高い系?一食の食べる量は実は減って来てたよ1.5食ぐらい。

◆35~38歳頃    53kg前後
一度、炭水化物抜きダイエットってのやってみたんだけどあれ危ないよ。マジで。死ぬよ。
やめた方がいいから騙されんなよ。怒りっぽくもなるよ。
俺寝てる間に[歯ぎしり]する人で自分の歯ぎしりの音で目を覚ますぐらいの歯ぎしりにスポンサードされてる歯ぎしりのプロなんだけど、炭水化物抜き(減らし)ダイエットしてる時にこれやばかったのよ。それで、ある時起きたらあまりにも寝ている時に歯を噛み締めちゃったみたいで上顎の筋肉が筋肉痛になっちゃってて。一週間頬の筋肉がスーパー崩拳喰らったみたいになっちゃったの。歯医者の先生に相談したら炭水化物が足りないっていう脳がストレスを受けてる説って言われて。まじ顔の筋肉痛くて死ぬかと思ったよ。歯医者の先生も俺が顔痛くてひきつってるのに真顔で「脳がストレス受けてる説」とかやめろよ。説。フフッ。じゃねーんだわ。
特に超太った黒黒58.5kg説のころから少しカロリーの意識を持つようになったら自然と体重は落ちたね。夜の一食食べる量は1.25食ぐらい。

↓家庭用鉄拳7が発売されて酒を飲む量が減った

◆2017.12月以降  48kg前後
一時間で180mlのウィスキー飲んじゃうぐらいの大酒飲みだった俺だったんだけど、6月に鉄拳7家庭用が出てからあまりにも鉄拳が面白くてさ。絶対酒飲んでからは俺鉄拳やらないので(練習モードの反復記憶の効率が悪くなるし、無論対戦も反応や想像の範疇が飲酒鉄拳が引き起こす悲しみ上歩撞掌…長いね。A型だね。)、部屋に帰って鉄拳を触れる時間になるとやり続けて酒を飲む時間が無くなっちゃった。発売日6/1から6/4まではあまりにも鉄拳やり続けて6/4の夜に嘔吐しちゃったっ。吐くとなんか気分戻るじゃん?またPS4の電源入れちゃったっ!鉄拳飽きないんだけど?原田さん最低だな。糞箱売ってくるわ。
だんだんと夜食べる一食の量も年齢重ねて来て減って1.175食ぐらい。それで11月のある時、夢を見たのよ。もうね映画インセプションと同じ展開。自分が酒飲みすぎて身体壊す夢見たの。それで看病してくれてるのが親だったんだよね。その夢見た次の日から酒飲めなくなっちゃって、一人で部屋に居る時全く飲まなくなっちゃった。禁酒してるわけじゃなくて一人でも飲みたい!って気分が無くなっちゃったの。一番びっくりしてるのは俺だからw (飲み会やイベントの時や特別な時は飲むよ。) そしたらカロリー少ない筈だったウィスキーメインだったのに、特に運動量増やしたり食事も変えてないのにクッソ体重落ちたw それでわかったんだけど、自分の体調良い体重ってのが今現在この48~50kgの身体軽い状態なのよ。鉄拳が冴えるし強い。おまっ黒おじ強くね?ってサイトウ君 客観的に黒黒を見ちゃえるのよね。シンデレラ体重(電通)キタコレ!

迷信だと思ってる事 :

●人は朝昼晩、三食、食べないと健康になれない。
→食品会社のたわごとじゃねーのこれw?そりゃいっぱい食品売れたらいいしね。そのうち、朝・昼・晩・夜恵方巻とか言い出すぞ。
→人それぞれ、消化、エネルギー変換、燃費のバイオリズムや性能があると思うのよ。お腹空いてないのに無理して食べる事も無いと思うよ。

●寝る前に食べると太る
→俺はずっと『眠気を出すために』寝る前に『食べてる』よ。寝る前以外に食べない。身体が眠気を出して寝つきよく寝るってこれ気持ち良いし普通だと思うんだけど。アングロサクソン辺りの原始人が食べた後ねみーと思ってるのに寝るの我慢してないだろ。アングロ進化したじゃん。アングロ。アングロEVOだよ!人間の文化が勝手に言い出したんだよこんな事w。

E-sportsアスリートは自己管理から!
まずは自分の身体のキャラ性能調べて従ってみてよ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ダイエット得意な奴も来るんだぜ…

Walker Gaming 古水 や プロライセンス所持者 ぺこす も来るらしい!

■海外アケコンメーカー QANBA が体験できる!

定例 鉄拳7フリー対戦会

(今回はキャラクターオフ会 “レオ オフ”との併設開催となります。)

通常対戦会25c レオオフ2018.3

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日時 : 3月25日(日) 17:00~22:00

参加費 : 3000円(ワンドリンク付き)
(19:30以降からの参加は2000円ワンドリンク付き)

場所 : 池袋 STORIA

Theater Cafe & Dining “STORIA”
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東京都豊島区西池袋1-15-9 第一西池ビル6階

池袋西口徒歩0分
JR池袋西口を出て目の前!
「タイトーステーション池袋西口店」の6Fです。
(タイトーステーション店内のエレベーターをご利用ください)

参加費 : お一人様 3000円 (ワンドリンク付き)
(途中参加19:30以降の場合 2000円 ワンドリンク付き)

ストーリアHP
http://storia-cafe.com/event/detail.php?id=1712_1tekken7

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イベント内容
・家庭用対戦台10セット以上設置予定
・アケコンはQanba製のものと各種メーカーのものを台数分用意。使い勝手を試してみて下さい。
 ※ご自分のMyアケコンをご持参する事も可能です。
・フリー対戦会
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3/25 定例鉄拳7フリー対戦会

鉄拳プロゲーマーやスポンサーのついた鉄拳選手がこぞって現れだした最近の鉄拳界隈。
オンライン対戦では体験できないオフライン対戦のアナログな部分の対策も実はたくさんあるんですよ。これから海外大会へ挑戦しようとしている方や、単純に対戦で新たなる発見、自己鍛錬の為強くなりたい人、対戦会で空気を味わってみて下さい。

 

■海外アケコンメーカー QANBA が体験できる!

定例 鉄拳7フリー対戦会

(今回はキャラクターオフ会 “レオ オフ”との併設開催となります。)

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日時 : 3月25日(日) 17:00~22:00

参加費 : 3000円(ワンドリンク付き)
(19:30以降からの参加は2000円ワンドリンク付き)

場所 : 池袋 STORIA

Theater Cafe & Dining “STORIA”
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東京都豊島区西池袋1-15-9 第一西池ビル6階

池袋西口徒歩0分
JR池袋西口を出て目の前!
「タイトーステーション池袋西口店」の6Fです。
(タイトーステーション店内のエレベーターをご利用ください)

参加費 : お一人様 3000円 (ワンドリンク付き)
(途中参加19:30以降の場合 2000円 ワンドリンク付き)

ストーリアHP
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イベント内容
・家庭用対戦台10セット以上設置予定
・アケコンはQanba製のものと各種メーカーのものを台数分用意。使い勝手を試してみて下さい。
 ※ご自分のMyアケコンをご持参する事も可能です。
・フリー対戦会
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[後編]鉄拳恋愛小説 : 悲しみ穿冲拳 (かなしみ せんちゅうけん)

この小説はフィクションであり、登場人物や出来事は架空の物です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前半はこちら

 

 
もしもし。ヒナちゃん聞こえてる?

「 ……。」

電話したのは最初と最後だけだったかもしれない。

 

 

 

あれからあの暑さを超える夏は来ていない。

 

 

 

鉄拳6で颯爽とレオが登場して鉄拳6の時代が終わり、鉄拳TAG2の時代が転々と数年続いていった、そこのコミュニティーに佇む人達は少しずつ歳を重ねて大人になる。

鉄拳7になった時に、その昔、レオ使い先生 と 見習いレオ使い の魔が差した件(くだん)の発端となるレオの立ち途中RK(軽いキック)と9LPRP(穿冲拳)のうち、前者の立ち途中RKが改良され性能とダメージが計り知れないものとなる。
その結果、レオの高度なテクニックだった しゃがみ状態から9LPRP(穿冲拳)で反撃するという行動は使用機会がほぼほぼ無い行動になり、
そんな”知って”無いと出来ない行動は大人の昔話に時折り出てくるだけになった。

 

 

 

どうして…カンガルー”ロジャー”の2RP下段攻撃に穿冲拳で反撃するのを知っていたの?

 

 

 

何気ない質問が見習いレオ使いを追い詰め、

何気ない質問がレオ使い先生を自傷した。

そして二人はその質問を最後に顔を合わせる事は無かった。

 

 

それだけの事で…単に何気なく。背の高いロジャー使いのあの人に何気なくそれだけ教えて貰ったのかもしれない。

 

ただそれだけの事は何気なくどこにでもあり、
ロジャー使いのあの人と似たようなサングラスをするようになったのかもしれないし、何気なくある時を境に中性的なファッションをしている男性経験の無いらしいヒナちゃんが女の子らしい服装に変わったのかもしれないし、何気なくその時期は夜PS3のオンライン対戦の都合が極端に付き難くなったのは関係が無くて、あそこの辺鄙なゲームセンターに行かないと貰えない店舗来店専用称号も偶然揃って付けていただけかもしれないのだけど、
なぁ…エリちゃん。知ってるなら教えてくれないか?ヒナちゃんはロジャー使いの彼と付き合っていないかい?

 

エリは電話越しでこんな時でも言葉の数は多くおしゃべりだった。

 

えー!きゃー気づいちゃったんですか!ごめんなさいごめんなさい。くろくろさんが本気だったのはわたしもヒナも解ってるんです。あーヒナに何て言えばいいんだろーたいへんっ!
なんかヒナがゲーセンで話しかけられて良く会ううちにイイナーって思っちゃったみたいなんです。ヒナのそういう気持ちもはじめてみたいでわたしはおどろいちゃって!それでまぁ付き合い始めちゃったみたいですねぇ。わたしはくろくろさんの方がヒナにいいなーって思ってたんですけどその…黙っててごめんなさい!

そうだよね。教えてくれてありがとう。

 

 

 

別に誰も恨んで無い感じ。
そりゃそうだ恋なんて気に入るか気に入らないか受け入れるか受け入れないか。

 

 

 

ダメなものはダメって体験したのは思春期以来だろうか。皆大人になればダメなものには向かって行かなくなる。
中学・高校の時に6年間、身長がコンプレックスで1リットルパックの牛乳を毎日毎日無理して飲んだけど身長は伸びなかった。だから知ってるよ。
ダメなものに向かっては行かないつもりだ。だから早く言ってよ。

 

 

 

 

喪失感と焦燥感が織りなす嵐が9月の私のレオを弱くしていった。

 

 

 

 

レオは悪くないのに。誰も悪くないのに。

いつしか私はレオの事をヒナちゃんが言う”レオ君”の様に一人の人として考えるようになっていた。

 

 

 

そんなヒナちゃんが”求めぬ人”からの好意をうまく処理出来る人間でも無いのに、
初めてリアルに異性を好きになって付き合ってみた大事な時期なのに。私は何をしてしまったんだろう。

何だろう私が…私が…俺が悪かったみたい。
もしもし。ヒナちゃん聞こえてる?

 

「 ……。」

 

電話したのは最初と最後だけだったかもしれない。
10月になってあの日以来ぶりに連絡を取った。出会ってからは、ほぼ毎日台風のようにレオの連絡を取っていたのにあの日からはお互い全く連絡しなくなっていた。
白蛇推窓に絡んだあのメアドは消してしまった。
あの質問の答えも聞いていないのに。

電話を掛けて謝ろうと思った。夏頃は祝おうと思っていた10月のヒナちゃんの誕生日に電話した。まったくどこまでも迷惑な男だ。
電話を掛けるとヒナちゃんは2~3回のコールですぐに出た。本人だってすぐわかる。しゃべらないから。

 

 

「 ……。」

 

 

 

ごめんねヒナちゃん。

 

 

 

「 ……。」

 

 

 

エリちゃんに聴いて…聞いたよ。

 

 

 

「 ……。……。」

 

 

 

気が付かなかった俺が悪かった。
ただもう俺はヒナちゃんと会ったりレオ教えたり俺が出来ないと思う。
またどこかのゲーセンで偶然出会ったら対戦しよう。

 

 

 

「 ……。……。……。」

 

 

 

 

じゃあまたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の年の夏はそんなに暑くなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの 悲しみ穿冲拳 を見た時からちょうど一年が経った。

 

 

 

もうすぐ鉄拳の新作、鉄拳TAG2がゲームセンターに登場する。

 

私や鉄拳プレイヤーはロケテストの情報等をSNSから手に入れたりして、来る新作稼働日を待ちわびる毎日。
レオの新技のムービーを何度も見たり、TAGのパートナーは誰にしようかと破軍を背にして戦う為の下準備を行なう毎日だった。

 

 

不思議とあの時の気持ちは、レオを使うのが辛くなって辞めよう。鉄拳を辞めよう。何てことは全く考えていなかった。
ただあの時から私の中に、中性的なボーイッシュな…女の子だったら…良いかもしれない性別不明のレオが鎮座するようになった。

 

 

 

いろんな出来事があっても鳳凰の姿勢を崩さない鳥が居て、王を守護する大きな鉄塔もある。
レオにだって黒い過去は有るかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと携帯が鳴った。

 

 

 

 

E-mail受信
エリちゃん
件名: おひさしぶりですぅ

くろくろさんー!げんきしてました?鉄拳やってますかー!
(^0^)/ 今日わたしの家にヒナが来るんですよ。だからあの初めてわたしとくろくろさんが会ったゲーセンにこれからヒナ連れて行きますよ。久しぶりに対戦してあげて下さいよーぉ

 

 

 

 

 

私は少し考え、運転中だった為に車を停車させて返信する。

 

 

 

 

 

 

送信トレイ
件名: Re おひさしぶりですぅ

おひさ。随分軽いね。エリちゃんらしいや。
去年ヒナちゃんにはもう偶然会う以外は会わないって決めたし、
そう言っちゃったからノコノコと会えないよ。
また別の時に食事でも行こうぜ。

 

 

 

 

 

 

 

既読なんて言葉は誰も見慣れてないE-mail主流時代、エリはそのメールを見たのか見てなかったのか知らないが返信は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

私の車は”偶然にも”もうすぐそのゲームセンターの目の前を通って仕事からの帰路につく予定だ。鉄道路線の2駅隣の駅、線路と並行した国道をそのゲームセンターがある方向へ走っている最中だった。

 

 

 

 

 

 

今更どんな顔して会うっていうんだ。

 

 

 

 

 

既に車は時間貸し駐車場に停めてエンジンを切った運転席で、氷の解けたアイススターバックスラテを飲んでいた。私はドトールの珈琲は滅多な事では飲まない。

 

 

 

 

 

 

1回だけ…ゲームの画面の中で逢うなら良いだろうか?

 

 

 

 

 

 

間違って両替機にふらふらと行った時にバッタリ会わないように車の中にあった100円玉を持ち、
エリが初めて話しかけて来たゲームセンターの地下に向かう。

 

 

構造は変わっていなければ…階段を下りてから遠目に鉄拳筐体はある筈…

 

 

 

 

 

しかし配置は変わり、もうすぐその寿命を全うする減台した鉄拳6BRは階段を下りた直後にあった。
オンライン対戦の無い時代の鉄拳6BR店内対戦台は階段側に私を待ち構えるように2P sideが向いていた。

 

 

 

 

筐体の1P side あちら側の席は、こちら側の席から見えない。

 

 

 

2set 4台ある対戦台は、1台でスティーブがCPU戦をしていて、もう一台でレオがCPU戦をしている。無論どちらも乱入可能のCPU戦。

 

 

画面に表示されているプレイヤーネームは適当なものにされていたけど…

 

 

悔しいかな。画面の中のレオを5秒見れば誰がこのレオをプレイしているか動きで確信を得れる。こんなに私のレオと似た動きをするレオ使いは一人しかいない。

 

 

 

 

私は深呼吸をして100円玉を筐体に入れ、名前で悟られないようカードを使用せず、プレイヤーネームの出ない状況でそのレオに私のレオで乱入した。

 

 

 

3ラウンド勝利すれば1試合取る事となる。
どんな時もいつも全力だけど、本当に全力で、1ラウンドも取られる事無く、ダメージすら奪われないようK.O.する気持ちでその一戦に挑んだ。

 

 

 

 

 

1ラウンド目は私のレオのパーフェクト勝ち。

 

 

 

 

 

 

2ラウンド目は、なんと。私はラウンドをそのレオに取られてしまった。ここにもレオを辞めなかったレオ使いが居た事に喜びを感じ、間違ってもこの後、試合を落とすなんてことは出来ない切迫した緊張感が私にだけ押し寄せてくる。

 

 

 

 

 

 

3ラウンド目。結構ギリギリのところでラウンドをものにする。これでラウンドが2-1。

あまりにも上達しているこのレオ使いに感心して私は意思を表したくなった。

ラウンドからラウンドへ移る僅かな時間、ラウンドを取った側のキャラクターは数秒動ける時間がある…

 

 

 

 

私のレオは垂直ライトゥー(垂直にジャンプキックを出す、珍しい行動)を2度出した。
“知って”ないとこの意味は伝わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4ラウンド目。

……。

相手のレオはしばらく硬直していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のレオは遠くに離れて相手が動き出すのを待った。

 

 

 

暫くした後、相手のレオはピクピク動き、レオを操作するプレイヤーのレバーを持つ左手に力が戻った事がゲーム画面のレオから解った。

 

 

 

この4ラウンド目、相手が硬直していた分、制限時間が少なくなってしまい試合は途中から始まり、すぐにタイムオーバーとなって残体力の判定で私のレオがラウンドを取られてしまった。これでラウンドは2-2。

 

 

そしてその時、相手のレオが動く。

垂直ライトゥーを2回。

 

 

 

 

“Good”   “Yes”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命の最終ラウンド。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のレオは面目を保つ動きをし、

 

 

 

 

 

試合終了後、垂直ライトゥーを一度入力して。

 

 

 

 

 

一人前のレオ使いがこちら側へ来る前に。

階段を駆け足で上がり。

すがたを消した。

じゃあまたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~悲しみ穿冲拳~(後編)

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レオを11年使ってるやつも来るかもしれない…

レオオフ2018.3

■レオ オフ会 開催のお知らせ

今回のレオオフ会は
“レオを使用している方”
“レオをこれから使おうと思っている方”
“レオの対策を知りたいのでとりあえず使ってみる方”
どなたでもご参加頂けます

(以前のレオオフ会は[レオをメインキャラ]として使用している方のみ募集で他キャラメインの方の参加に期間中一定試合数をこなすというノルマがありました。今回はそういったものは有りませんオープンなレオオフ会です。)

レオ オフ会

(鉄拳7シーンでは今回がpart3です。)

■日時: 3月25日(日) 17:00~22:00 (5時間)

■場所:池袋 Cafe&Dining ストーリア

http://storia-cafe.com/index.php

■イベント内容: 主に対戦会 / 大会 / レオ研究会 /

→イベント参加登録はこちらをクリック←

★事前登録無しの当日参加は出来ません。
★段位等関係無く”レオに興味がある方”ならばどなたでもご参加頂けます。

■参加費について
3000~3500円を予定
(少なくともワンドリンクは付いてきます。現在アルコール以外の飲み物を飲み放題に出来るか店舗と交渉中です。確定しましたらBlogに更新します。)

鉄拳恋愛小説 : 悲しみ穿冲拳 (かなしみ せんちゅうけん)

この小説はフィクションであり、登場人物や出来事は架空の物です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

初めてレオを使いだしたのは鉄拳6無印がアーケードに出て少し経った28歳の時だった。

 

30歳に成るってよくわからないまま成長して、長らく使っていた私のブライアンは鉄拳6から導入されたレイジシステムにうまく馴染めないでいた。

 

勝てない訳でもないけど、若手ブライアン使いが私には実践投入できなかった挑発ジェッパという高度なテクニックで私のブライアンを倒すようになっていたのもブルーオーシャン戦略を目指す私なりのやり方がそうさせたのかもしれない。

 

 

そのキャラクターは構えが2つもあった。固有技を覚えて、出したい時に思った通りに出す。という作業ですら慣れるのに手間取ったのを覚えてる。
「キャラ愛」って言う表現なのか何か、サブキャラを使わないでやってきた私には降ったばかりの新雪を進むようなとても大変な毎日になった。

 

ただ私のメインキャラクターは レオ になったんだ。と心で誓い本気で転機に向き合った。

 

 

 

すごく覚えている。あれはとてもとても暑い夏の年。私の人生で一番酷暑だった感じがする。

 

 

 

鉄拳6は既に鉄拳6BRになり、PS3でも発売され1年が経とうとしていた迫りくる酷暑夏前のゴールデンウィーク。
私は対戦相手を求め、休日という事もあり早い時間の夕方からゲーセンに出向いてCPU戦を肴にスタバのアイスカフェラテを飲みつつ、誰も居ない対戦台にカードを刺して来るかもわからない対戦相手を待っていた。

 

「くろくろさんですか?」

 

凄く若そうな髪が茶髪でいわゆるキャバ嬢チックな女の子に声を掛けられた。無論見た事も無い。しいていえばタイプでもない。

 

「ちょっと待って!たいへん。連絡しないと!」

 

まったく理解が出来ないまま、慌てているキャバ嬢チックな女の子を諭す。どうしたというのだ?

CPU戦を放置して、聞けば、その女の子ととても大切な、仲の良い、親友の女の子が私の事を知っているという。

というのも幾らか手に馴染んできた私のレオの動画を毎日見ているという。そうか。ありがとう。

電話をするから話してくださいと頼まれ、まだそのころは誰もスマホを持っていない時代、
目の前のつい数十分前に出会ったその女の子 “エリ” の電話を借り受けた。
もしもし?こんにちは黒黒です。

 

「 ……。」

 

返事は無く、どうすればわからないからエリにガラケーを返す。エリに電話が戻るとどうやら話し合っている。
エリによると電話先の彼女は、緊張して私と会話が出来ないそうだ。そんな大層に扱われた事など初めてだし私もどうしたらよいのかわからない。

エリが電話で彼女と話を付けて電話を切った。

 

「くろくろさんの次の都合の良い日にヒナと会って下さい。」

 

エリの強引な押しによりあっという間の出来事で、
電話口の向こうにいた”ヒナちゃん”と言う女の子と会う事となった。

レオの見た目からキャラクター萌えして、というよりこれこそキャラクター愛なのか、レオに恋している女の子だそうだ。
ニコニコ動画が流行り出した時代でYoutubeはまだ認知されていない。そんなに多くなかった鉄拳の動画に更に稀有なレオの対戦動画がありそれが私のレオだったという顛末。

 

 

 

少し時間が経ち梅雨晴れの少し蒸し暑い日、この後に酷暑が来るような事を匂わせる日に、私とエリは私の車で遠くのヒナちゃんの住む海岸沿いの街へ出向く。お喋りなエリはずっと車の中で喋っていた。

 

そこは有名な街だが、行った事の無い街だった。

 

そこに小さなチェーン系列の小さなゲームセンターはあり、自動ドアが音もなく開くと鉄拳の筐体はすぐ目の前に設置されていた。

平日の昼間、オンライン対戦がまだ無い時代の鉄拳6BRの筐体4台には1人しか座っていなくてレオを動かしているからヒナちゃんはすぐに解った。
初めまして。黒黒です。

 

「 ……。」

 

ちょうど到着した時に CPUナンシー と戦っていたヒナちゃんは少しだけこちらを見て軽く会釈をしてから黙ってナンシー戦を続ける。
エリは音ゲーコーナーへ行き、私はヒナちゃんの横に座ってヒナちゃんのCPU戦を眺めていた。まだヒナちゃんの声は聞いたことが無い。

それからヒナちゃんはCPU戦を得意にクリアし、また少しこちらを見て画面に目を戻すと小さな声で言った。

 

「 レオの使い方を…教えて下さい… 」

 

私の考えでは、私より巧い、私が勝てない人が居る以上、私が鉄拳を人に教える。何てことは烏滸がましいと考えていたし、した事もなかった。

 

ヒナちゃんの見た目は黒髪で、髪は短く少しボーイッシュな感じ、ファッションも相成り中性的な…つまりレオみたいだった。

 

「 くろくろさんのレオを動画で毎日見てます。あんな風にレオを動かしたいといつも思って見てます。」

 

レオを使いたいのにレオを使って負けると本当にレオ君に悪くて申し訳ない気持ちになってしまう。だからレオで強くなりたいという。

そういう考え、こういう人を初めて見た。この人、レオが好きなんだな。と感じた。

 

一通りヒナちゃんのCPU戦を見ていたので次のプレイは状況に応じた固有技の使い方と、失敗が多いコンボの最後に使う技の簡易版を教えた。
戸惑っていたのは慣れない私の方だったのかもしれない。

 

流石に実力は離れているので直接の対戦は数回しただけであったがレオ対レオを行ったあとのヒナちゃんは興奮冷めやらぬ感じで非常に楽しそうにしていた。

3時間程ゲームセンターで私なりのレオの戦い方と固有技の使い方を説明して、ヒナちゃんはスポンジのようにそれを吸収し取り入れていった。教えた事がすぐできるのでビックリした事を覚えている。

 

やがてヒナちゃんのバイトの時間となり、そのままゲームセンターでお開きとなった。帰りの車中でエリがペラペラと聞いても居ない事を壊れたラジオのように私に話し始める。

ヒナは本当に本当にレオ君に一目惚れをして鉄拳を始めたんです。それで私も一緒に鉄拳を始めたんです!スティーブ超かっこいいですよね!
ヒナは毎日レオの動画を見ていていつもくろくろさんのレオはレオが生き生きしていてすごいって言ってるんですよ!だからあの時ゲーセンでヒナがいつもいつもいっつも言うくろくろさんが目の前に居て、わたし超おどろいちゃった。
それで慌ててヒナに連絡しちゃいました!

エリの話は続く。

 

「ヒナは私の2歳年上で22歳だけど今まで誰とも付き合ったこともなくて、だから男性経験も無いんです。
だからくろくろさんが気に入ったら付き合ってあげて下さいね!!絶対大丈夫です!!」

 

そんなうまい話あるかよ。と、エリの話の軽さに日が暮れてもまだ暑さの残る6月初旬の雨が降り出した高速道路を運転しながら、あそこって結構遠いんだなと思いながら帰路についた。

 

 

 

 

それからしてヒナちゃんとはE-mailを使い頻繁に連絡を取るようになった。内容は100%レオの話であり、浮ついた事は全く無く先生と生徒のようなやり取りが続く。

 

ヒナちゃんは本当にレオが好きだった。

 

そして教える事を素早く呑み込んでいく。教える側に初めて立ったが教えた事を正確にこなしてくれる事がこんなに嬉しい事だとは知らなかった。

 

レオの話で毎日連絡を取っていて、まだ快適とは言えなかったPS3のオンライン対戦で教えたりもした。LINEなんて無い時代、毎回E-mailを打つのは時間が掛かる。

その為に、ヒナちゃんが良い動きをした試合の時はラウンドからラウンドへ移る僅かな時間、ラウンドを取った側のキャラクターは数秒動ける時間があるので…私のレオが垂直ライトゥー(垂直にジャンプキックを出す、珍しい行動)をして、良くない時はしゃがみ続けるというゲーム画面内でレオを使いGood と Badの簡単な意思表示をしていた。

 

毎日そんなやり取りを続け、ゲームセンターでの対戦の勝率もいくらか上がった事を報告されお互いに喜び、久しぶりにゲームセンターで会う事となった。

 

 

 

初めて会った時から日は経ちいつのまにか梅雨は開け、その頃は既に暑い毎日が始まっていた。この年の夏は何かがおかしかったのではと感じる程暑かった。

 

会うゲームセンターはお互いの住んでいる場所の中間より少しヒナちゃんの家に近い都市にあるゲームセンター。昼過ぎに会い、教えた事をものにした成果を目の当たりにする。

暫くヒナちゃんの実戦を見て、教え、遅い昼食を食べる為に駅地下街にあるドトール珈琲に入った。ドトールは他のチェーン珈琲店と違い煙草が吸えるのだ。

 

私は嫌煙家、年の割には幼く見えるヒナちゃんは喫煙者だった。

 

そこでもヒナちゃんは持ち歩いてるPSPの鉄拳6でレオを動かす事をやめないでいた。この頃はヒナちゃんの緊張も解けて初めて会った時のぎこちない会話が嘘のように会話は弾む。
そんなレオのやる気ある姿勢を横目で見ていると、
ヒナちゃんは煙草を吸いながらそしてPSPのレオを動かしながら朝露の雫が葉からこぼれるように何気なく言った。

 

「黒黒さんは彼女いるんですか?」

 

仕事と鉄拳に明け暮れていて彼女など長く居なかった。そうやって聞いてくる事はヒナちゃんは私に気があるのか?

 

そのいつもこちらを見ないで話す横顔が私はいつしか好きになっていた。
私は久しぶりに恋をしていた。
私は心の中でそれを認めないようにしていたが口は勝手に「居ないからヒナちゃん付き合おうよ。」と返答する。

 

 

「 …わたしは…レオ君が居るからダメです…。」

 

 

今までの展開とテンションを考えると不意に梯子を外されたような感じ。エリのあの時勝手に私に吹き入れたヒナちゃんの情報もあり、断られるとは思いもしなかった自分が情けない。

 

替わってヒナちゃんは何事もなかったようにポチポチとPSPでレオのコンボを練習し続ける。ただ絶対ダメという雰囲気ではなかったのが救いか、ヒナちゃんは特にこの時は重く受け止めていなかった様に感じるのは馬鹿な男の妄想だったのか。

 

その後は二人にそんなやり取りなどなかったようにゲームセンターで講習を続け、後日もいつものようにE-mailをやり取りし、発展途上のPS3オンライン対戦で 垂直ライトゥー と しゃがみ続ける Yes と No の画面内ジェスチャーで意思疎通を続けていた。

 

 

 

その年の夏は日に日に酷暑を増していった。

 

 

 

冷房を付けても付けても暑い。あの日から私は何か変わってしまったのかもしれない。エリにも連絡しどうにかしてまた会う約束を取ろうとやっきになり、
時間があればヒナちゃんの住むあの街へ行き1~2時間のゲームセンターだけでの会合を繰り返していた。

 

私の想い描く関係とは裏腹に、ヒナちゃんのレオは着々と実力をつけ上達していた。

 

レオの教える内容は徐々に、徐々に、を意識してコマンドの難しい事柄などは極力後回しに教えるように心掛け、ヒナちゃんのレオは実戦でミスをしない安定感のある私の教えた通りのレオに成長を遂げる。

ゲームセンターでの勝率が上がるたび、嬉しそうに報告してくれるのもただただ私も嬉しかった。

会う度にヒナちゃんのファッションはやはりボーイッシュで中性的でレオみたいだったが、少しずつ女の子らしい恰好に変わっていった気もする。ヒナちゃんは私に優しくもなく冷たくもなかった。
ただ、今思うと、私が自分に好意を持っているという事をどう処理すれば良いのか解らないでいた感じがする。

 

 

 

あの日から2ヵ月が経ち、再度聞いてみた。

 

「レオ君が居るからダメです。付き合えません。」

 

 

 

 

 

 

 

暑い夏が過ぎた。

 

 

 

 

 

 

あんな夏だったのだから残暑も酷いだろうと思っていた9月は秋の存在がわかるぐらいになっていた。

 

ヒナちゃんの云う本気でレオに恋してるから現実で男と付き合うなんて考えられない。
そんな思考は普段のヒナちゃんを見ていたら信じれる気がした。
エリに相談した事もあったが、待っていればヒナの気持ちも変わるかも?と前向きには捉えていてくれている。本当はどんな気持ちなのか親友同士話し合っているのだろうけど。

 

久しぶりにお互いの住んでいる場所の中間より少しヒナちゃんの家に近い都市にあるゲームセンターでエリを抜いてヒナちゃんと二人で会う事となった。
ここに来るのはあの日以来だが、普段ヒナちゃんはバイトの職場が近いこともあり頻繁にここのゲームセンターで対戦しているそうだ。

 

まだ対戦相手も他のゲームのお客さんも居ない昼過ぎに、いつ始めれるかわからない対人戦に向けてヒナちゃんのCPU戦を横で漠然と眺め、またヒナちゃんの横顔を横の席から見ているとしみじみ初めて会った時からのヒナちゃんレオの成長に感心する。
CPU戦の相手のキャラクターは使用率人気の低いカンガルーのキャラクター
“ロジャー” を相手にヒナちゃんのレオはコンボと反撃を決めていく。

 

 

ふと違和感を感じた。

 

 

その違和感が偶然なのか必然なのか解らないまま、私は瞬きを何度かして数秒前の出来事を頭の中で再生する。
何の考え持たず動くCPUがそんな同じ状況を作ってくれるとは思わないが、ヒナちゃんのレオとロジャーをまじまじと私は見続けることとなった。
何故だかこの時、この基盤に入っているCPUは、もう一度あのレアな状況を安易に作りそうな悪戯なAIのような気がした。

 

 

そしてCPUのロジャーは待たずしてそのシチュエーションを作る。

 

 

ヒナちゃんのレオに対してカンガルーは2RPのダイビングローパンチ(通称:餌やり)という下段攻撃(G-13F 技後ロジャー立状態)を仕掛けたのだが、
鉄拳7で固有技が変更されるまで、以前のレオがそれに反撃を決めるのは概ね立ち上がり途中RK(軽いキック)であり、ヒナちゃんのレオは何故かそこに咄嗟に打つのは難しいコマンドの9LPRP(穿冲拳)をひょうひょうと決めたのだ。それを2度したのだから偶然ではないだろう。

 

私というレオ先生はそういった難しい事や使用頻度の低い行動はまだ教えないようにしてきた。このしゃがみからの9LPRP(穿冲拳)という反撃行動は”知って”ないと出来ない行動だ。鉄拳をやる人ならわかるだろう。

 

ヒナちゃんは自分で調べて新しいレオの行動を覚える事はしていなかった。レオで覚えることの順序は私の言うことを聞いていて、何でも忠実に、レオの事に関しては従ってくれていた。ましてや使用人口の低いレオvs使用人口の低いロジャーの動画があってその動画でこんな難しい事が実践されていて、更にそれを見て自身のテクニックに取り入れたとは考え難い…

 

 

 

私はヒナちゃんにそのロジャーの技にその難しい穿冲拳での反撃方法をどうして知っていたの?と聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

するとヒナちゃんは画面を見たまま一瞬手を止めてそれから私の方を見て目をぱちぱちして何も言わずに画面に目を戻した。

 

 

 

ヒナちゃんはそれから明らかに動揺を隠せないでいた。私もまた動揺を隠せないでいた。

 

平日の午後2時にゲームセンターは閑散としていたが、この時の二人の鼓動はお互いに聞こえるぐらい高鳴りお互いにそれを抑えようと、お互いにもう暑くないのに嫌な汗をかいていた。

 

 

 

そういえば…

 

 

 

ここのゲームセンターにカンガルーの強豪な使い手が居て、彼はサブキャラでレオも使う事が出来る事を私は思い出した。彼はすらりと身長が高く、街歩けばモデルの様な人だ。
ヒナちゃんのバックの淵にそういえば。
彼がしているサングラスとよく似たサングラスが掛かっていた。

 

 

 

 

 

 

~悲しみ穿冲拳~
後編へ 続く

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レオに人生を賭けたやつも来るかもしれない…

レオオフ2018.3

■レオ オフ会 開催のお知らせ

今回のレオオフ会は
“レオを使用している方”
“レオをこれから使おうと思っている方”
“レオの対策を知りたいのでとりあえず使ってみる方”
どなたでもご参加頂けます

(以前のレオオフ会は[レオをメインキャラ]として使用している方のみ募集で他キャラメインの方の参加に期間中一定試合数をこなすというノルマがありました。今回はそういったものは有りませんオープンなレオオフ会です。)

レオ オフ会

(鉄拳7シーンでは今回がpart3です。)

■日時: 3月25日(日) 17:00~22:00 (5時間)

■場所:池袋 Cafe&Dining ストーリア

http://storia-cafe.com/index.php

■イベント内容: 主に対戦会 / 大会 / レオ研究会 /

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★事前登録無しの当日参加は出来ません。
★段位等関係無く”レオに興味がある方”ならばどなたでもご参加頂けます。

■参加費について
3000~3500円を予定
(少なくともワンドリンクは付いてきます。現在アルコール以外の飲み物を飲み放題に出来るか店舗と交渉中です。確定しましたらBlogに更新します。)